エノモトは12日、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「水素利用拡大に向けた共通基盤強化のための研究開発事業」に、山梨大学および大阪大学と共同で応募し、採択されたと発表した。
同プロジェクトは、水素の本格的な普及拡大および我が国の産業競争力の強化に向け、水素製造と利用の両翼を担う水電解装置と燃料電池の研究ならびに技術開発を加速化させるためのもの。同社では、これまで開発を進めてきた固体高分子形燃料電池用の「ポーラスリブGDL/MPL」を山梨大学や大阪大学の評価解析技術で多角的解析することで、導電性、ガス拡散性、水マネジメント機能の性能発現/劣化メカニズムを解明し、産業界の求める高性能化・高耐久化を両立した新デバイスを産業界と共に実用化につなげることを目指す。
13日の終値は、前日比18円安の1356円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社