和歌山県地盤や近畿・中部地方でスーパーマーケットを展開するオークワが3日続伸、前週末比46円高となる988円を付けた。26日引け後、26年2月期第2四半期累計(2−8月)業績予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
第2四半期累計の連結営業利益予想を3億円から5億7000万円(前年同期比2.3倍)に引き上げた。商品仕入原価の低減や業務見直しによる販売管理費抑制効果が発現した。なお通期予想については、新規出店による増収を見込む一方、原材料価格やエネルギーコスト上昇といった不確定要素も存在するため、計画を据え置いた。
また同社は、9月1−24日の期間に15万1700株(1.4億円)の自社株買いを行ったことも明らかにした。
29日の終値は、前週末比26円高の968円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社