大手システムインテグレーターのオービックが4日ぶりに反発。前日比265円高となる5655円を付けた。23日引け後に発表した26年3月期第1四半期(4−6月)決算の内容が好感された。
第1四半期の連結営業利益は214億7900万円(前年同期比15.2%増)だった。システムインテグレーション事業において、大手・中堅企業への新規顧客開拓が進み、「OBIC7シリーズ」のシステム構築売上が堅調に推移した。通期予想は営業利益862億円(前期比10.0%増)を据え置いた。
これを受け、野村証券は23日付で、オービックの投資判断「ニュートラル」(3段階中2位)を継続し、目標株価を5000円から5600円に引き上げた。
24日の終値は、前日比145円高の5535円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社