株式新聞ダイジェスト

カーリットが3日ぶり反発、自己株取得枠の設定と消却を材料視

 カーリットが3日ぶりに反発、74円高の1117円を付けた。15日引け後、自己株取得枠の設定と消却の実施を発表、材料視された。

 自己株取得枠は、上限130万株(自己株を除く発行済み株式数の5.4%)・10億円。取得期間は5月16日から11月28日まで。また、今回取得する全株を12月26日付で消却するとした。同社では、資本効率の向上を意識した機動的な株主還元を目的に、自己株の取得と消却を決めた。

 同時に発表した26年3月期の連結業績は、売上高390億円(前期比5.6%増)、営業利益31億円(同1.7%増)を予想。期末一括配当は36円(前期実績36円)を計画している。25年3月期決算は、売上高が369億1400万円(前期比0.9%増)、営業利益は30億4600万円(同9.1%減)だった。

 16日の終値は、前日比61円高の1104円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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