コーナン商事が4日続落、165円安の3790円を付けた。9日引け後、26年2月期第2四半期累計(25年3−8月)の連結決算を発表。増収ながら減益となり嫌気された。
第2四半期累計の決算は、営業収益が2650億4900万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は147億200万円(同7.6%減)だった。売上高は、PRO商材および夏物季節品や日用品などを中心に売上を伸ばした。一方、利益面は、売上総利益の伸長に対し、新店増加による販管費の増加が上回り重しとなった。
26年2月期業績予想は、営業収益5236億円(前期比4.4%増)、営業利益256億円(同2.4%増)を据え置き。第2四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、営業収益で50.6%、営業利益で57.4%となっている。
10日の終値は、前日比95円安の3860円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社