ITインフラ関連事業を手掛けるスターティアホールディングス(スタティアH)が急騰、前日比235円高となる2640円を付けた。22日引け後に新たな中期経営計画に加え、26年3月期の配当予想の増額と自社株買いを発表して人気を集めた。
28年3月期を最終年度とする中計の目標は、営業利益50億円(26年3月期予想は30億円)。新たにパソコン事業を立ち上げるほか、新電力サービス「ビジ助でんき」の獲得を強化する。M&Aには今後3年間で100億円を投じる。
また同社は、26年3月期末の配当予想を従来の63円から71円(前期実績68円)に引き上げた。記念配当8円を上乗せする。中間の54円とあわせた年間配当は125円(同114円)を予定している。自社株買いの上限は15万株(自己株を除く発行済株式総数の1.51%)・4億5000万円で、きょう23日午前の東証の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT−3)で購入するとしていた。
23日の終値は、前日比195円高の2600円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社