パチンコホール向けコンピュータシステムや、景品顧客管理システムなどを手掛けるダイコク電機が急伸、前日比212円高となる3025円を付けた。14日引け後、26年3月期業績と配当予想の上方修正を発表し、買い材料視された。
通期の連結営業利益予想を53億円から75億円(前期比38.7%減)に引き上げた。スマートパチンコの導入が想定を上回ったことにより、カードユニット「VEGASIA」が堅調に推移したほか、新製品の「BiGMO XCEL」と「TJ−01」、準新製品の「REVOLA2」と「DUALINA」も好調だった。第2四半期累計(4−9月)の営業利益は69億8500万円(前年同期比23.3%減)だった。
また同社は、期末配当予想を従来の50円から70円(前期実績80円)に引き上げた。中間の30円とあわせた年間配当は100円(同120円)を予定している。
17日の終値は、前週末比167円高の2980円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社