レゾナック・ホールディングスは16日、ロッテ(東京都新宿区)と共同で、ロッテ狭山工場(埼玉県狭山市)において生産ロスなどで排出された使用済み容器包装プラスチックのガス化によるケミカルリサイクルを10月から開始すると発表した。
同社によると、今回の取り組みによるガス化ケミカルリサイクルは、使用済みプラスチックを原料として高温でガス化して分子レベルまで分解し、化学品に再生するリサイクルする手法。ロッテは、サーマルリサイクルからガス化ケミカルリサイクルへの転換を図ることで、使用済みの容器包装プラスチックの再資源化に努める。25年度は、ロッテ狭山工場が排出するプラスチックのうち、約10トンがガス化ケミカルリサイクルされる見込みという。
17日の終値は、前日比88円安の5794円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社