株式新聞ダイジェスト

三井ハイが続落、26年1月期第3四半期累計決算は大幅な減益に

 金型・工作機械や電子部品事業などを手がける三井ハイテックが続落、59円安の763円を付けた。11日引け後、26年1月期第3四半期累計(25年2−10月)の連結決算を発表。大幅な減益となり嫌気された。

 第3四半期累計の決算は、売上高が1629億8100万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は92億2900万円(同19.5%減)だった。金型・工作機械部門は増益を確保したものの、電子部品での車載・情報端末向け製品の受注減や、電機部品での先行投資に伴う費用の増加などの影響を受けた。

 26年1月期の業績予想は、売上高2160億円(前期比0.5%増)、営業利益110億円(同31.3%減)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で75.5%、営業利益で83.9%となっている。

 12日の終値は、前日比40円安の782円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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