不二電機工業が反落、36円安の1050円を付けた。3日引け後、26年1月期第1四半期(25年2−4月)の単体決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。
第1四半期決算は、売上高が8億9800万円(前年同期比8.2%減)、営業利益が5400万円(同46.8%減)だった。国内では、重電機器、一般産業、電鉄・車両業界、海外ではアジアや中東各国を重点に営業活動を実施。補助スイッチやカムスイッチが増加したものの、I/Oターミナルや表示モジュールが減少したことが響いた。
第2四半期累計(25年2−7月)の業績予想は、売上高18億7200万円(前年同期比6.0%減)、営業利益1億1300万円(同48.4%減)を据え置き。第1四半期決算の第2四半期累計業績予想に対する進ちょく率は、売上高で48.0%、営業利益で47.8%となっている。
4日の終値は、前日比18円安の1068円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社