丸紅は11日、同社およびJX金属、三井金属、三菱マの4社が、三菱マが営む、銅精鉱の購入および銅精鉱由来の電気銅・硫酸・その他銅製錬副産物の販売を行う事業を、丸紅・JX金属・三井金属が出資するパンパシフィック・カッパー(PPC)に統合することに向け、具体的な協議・検討を開始することで合意したと発表した。
今回の統合で、銅精鉱を一括調達することで国際競争力を強化するとともに、共通機能の集約や販売オペレーションの効率化によりコストを削減し、収益性を維持・向上しうる新たな体制を構築することを目指す。統合の方法は、三菱マの対象事業を、会社分割などの方法により、PPCに承継させたうえでPPCが設立する新会社に承継させることを予定している。
12日の終値は、前日比94円安の3994円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社