京都きもの友禅ホールディングスが急騰、前日比30円ストップ高の126円を付けた。13日引け後、26年3月期第1四半期(25年4−6月)の連結決算を発表。損益が黒字転換し、買い人気を集めた。
第1四半期決算は、売上高が15億6300万円(前年同期比30.9%増)、営業損益は1億600万円の黒字(前年同期は3億1600万円の赤字)に転換した。売上面では、前期から進めてきた各種プロジェクトの効果が本格的に発現、安定した受注活動につながった。損益面では、原価率の見直しにより原価の適正化が進んだほか、継続して進めてきた不採算店舗の閉店統合や広告・販促費の見直し、間接コストの最適化なども奏功した。
26年3月期業績予想は、売上高59億900万円(前期比14.5%増)、営業損益は6600万円の黒字(前期は7億3400万円の赤字)を据え置いている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社