国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年12月1日−5日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)が4週ぶりのトップとなったほか、3ファンドがトップ10に返り咲いた。
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」の純資金流入額は772億円。前々週(11月25日−28日)の2位から順位を上げ、11月4日−7日以来のトップとなった。同ファンドのほかには、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」の「Bコース(為替ヘッジなし)」と「Dコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)が前々週に続いてトップ10入りした。
トップ10内に返り咲いたのは、「iFreeNEXT FANG+インデックス」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)。「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」は11月4日−7日以来、他2ファンドは11月10日−14日以来のトップ10入りとなった。
一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「ティー・ロウ・プライス キャピタル・アプリシエーション・ファンドBコース(為替ヘッジなし)」「WCM 世界成長株厳選ファンド(予想分配金提示型)」(愛称:ネクスト・ジェネレーション)、「ROBOPROファンド」がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社