株式新聞ダイジェスト

前週の流入額上位−新規設定の「ティー・ロウ・プライス C・アプリシエーションB(H無)」がトップ

 国内公募追加型株式投信(確定拠出年金専用、ファンドラップ専用、およびETF除く)を対象として、ウエルスアドバイザー推計値に基づいて前週(2025年11月10日−14日)の純資金流入額上位10ファンドを確認したところ、ティー・ロウ・プライス・ジャパンが14日に設定した「ティー・ロウ・プライス キャピタル・アプリシエーション・ファンドBコース(為替ヘッジなし)」(=ティー・ロウ・プライス C・アプリシエーションB(H無))が1,715億円の純資金流入となり、トップとなった。

 同ファンドは、米国企業の株式と米国の国債・社債を主要投資対象とする。株式60%、債券40%を基本資産配分比率とし、ボトム・アップ・アプローチによる個別企業の分析結果や市場動向を通じて資産配分比率を調整する。同ファンドのほかには、「楽天・プラス・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:楽天・プラス・S&P500)が新たにトップ10内となった。9月8日−12日以来のランクインとなる。

 前々週(11月4日−7日)に続いてトップ10入りしたのは、「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」(愛称:オルカン)、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「インベスコ 世界厳選株式オープン<為替ヘッジなし>(毎月決算型)」(愛称:世界のベスト)、「フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド」の「Bコース(為替ヘッジなし)」と「Dコース(毎月決算・予想分配金提示型・為替ヘッジなし)」「iFreeNEXT FANG+インデックス」「ピクテ・ゴールド(為替ヘッジなし)」「ニュートン・パワー・イノベーション・ファンド(為替ヘッジなし)」(愛称:電力革命)。

 一方、前々週ランクインしていたファンドのうち、「日経225ノーロードオープン」と「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)がランク外となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

ウエルスアドバイザー社

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