合繊紡績糸を手掛ける北紡が。10日引け後に蓄電池事業への参入と、生成AI(人工知能)領域への展開の見通しを発表し、買い人気を集めた。
同社は、蓄電池設備の導入と需給調整市場への参入を図り、電力安定化への貢献やバックアップ電源機能の提供を進める。本社のある白山工場に設備を導入する。蓄電池事業の開始後は、生成AI向けのデータセンターを念頭に、電源最適化を展開するとしている。
蓄電池事業は来年上旬にも一般送配電事業者へ接続検討を申請し、中旬までに設備の導入と工事に着手する構えで、来年中の本格稼働を目指す。
11日の終値は、前日比4円安の113円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社