大和コンピューターが反落、79円安の1110円を付けた。前週末6日引け後、25年7月期第3四半期累計(24年8月−25年4月)の連結決算を発表。減収営業減益となり、嫌気された。
第3四半期累計決算は、売上高が23億9600万円(前年同期比2.5%減)、営業利益が4億4200万円(同2.9%減)だった。ソフトウェア開発関連事業で、中小規模の開発案件の比率が高かった前年同期に対し、大型案件などでの上流工程の比率が上昇していることから売上高が伸び悩んだ。サービスインテグレーション事業で、ASPサービスの新規契約の伸びが鈍化したことも影響した。
25年7月期業績予想は、売上高31億9600万円(前期比2.9%減)、営業利益5億7500万円(同1.8%増)を据え置き。第3四半期累計決算の通期業績予想に対する進ちょく率は、売上高で75.0%、営業利益で76.9%となっている。
9日の終値は、前週末比61円安の1128円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社