株式新聞ダイジェスト

大塚HDが6日ぶり急反発、IgA腎症治療薬の第3相試験で良好な結果

 大塚HDが6日ぶりに急反発、702円高の7480円を付けた。前週末6日引け後、100%子会社の大塚製薬と米子会社Otsuka Pharmaceutical Development&Commercialization(ニュージャージー州、OPDC)が、IgA腎症治療薬「シベプレンリマブ」に関し、ERA(欧州腎臓学会)において第3相試験での良好な結果となったと発表、買い人気を集めた。

 同社によると、IgA腎症は、進行性の自己免疫性慢性腎臓病で、現在の標準治療では多くの患者が生涯のうちに末期腎不全に至る可能性があるという。「シベプレンリマブ」投与9カ月後の24時間尿におけるuPCR(尿タンパク/クレアチニン比)のプラセボ群と比較した変化率は、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある51.2%の減少を示したという。

 9日の終値は、前週末比357円高の7135円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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