コネクティングロッド大手の安永がストップ高の760円(前日比100円高)の水準でカイ気配。17日引け後、26年3月期業績と配当予想の上方修正を発表し、買い人気を集めている。
通期の連結営業利益予想を8億5000万円から14億円(前期比84.7%増)に引き上げた。エンジン部品事業の国内と北米市場向けに加え、新製品のスマートフォン向けベイパーチャンバー用ウィックの需要が想定を上回る見込みとなった。
また同社は、中間配当予想を従来の5円から7円(前期実績5円)に引き上げた。年間配当は期末の5円と合わせて12円(同13円)を予定している。このほか、事業環境の厳しい鋳造事業について、来年度中をメドに生産を終了し撤退する方針も明らかにしている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社