新都ホールディングスは9日、車載用EV(電気自動車)バッテリーのリユース事業に参入すると発表した。
同社では、退役バッテリーはEV用としての再利用は難しいものの、70−80%の性能を保持しており、低出力モビリティーや定置型蓄電池、災害時のバックアップ電源、再生可能エネルギー発電の安定化、電力需要平準化等の幅広い利用が期待できるとしている。また、将来的には同社リサイクル事業の原料として、EVバッテリーに含有されるリチウム、ニッケル、コバルト、マンガンなどのレアメタル資源の回収・再資源化に向けた取り組みを検討するとしている。
9日の終値は、前日比9円高の136円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社