市況(場況)

日経平均が132円高、終盤強含み高値で引ける=27日前場

 27日前場は日経平均株価が、前日比132円46銭高の5万3017円71銭と反発し、心理的なフシ目の5万3000円を回復。TOPIX(東証株価指数)も同2.83ポイント高の3555.32ポイントと上昇した。朝方の東京市場は、為替相場が前日に大きく円高方向に振れた後も、日米両政府による介入を警戒する動きが継続し、売りが先行した。その後は、押し目買いやリバウンド狙いの買いなどで下げ渋り、上げ転換。先行き不透明感が強いなか、前日終値を挟んだ方向感のない値動きとなる時間帯が長かったが、前場の取引終了にかけて引き締まる格好となり、日経平均は前場の高値で終えた。為替相場は1ドル=154円30銭台でのもみ合いが続く。

 東証プライム市場の出来高は9億8532万株、売買代金は2兆7031億円。騰落銘柄数は値上がりが553銘柄、値下がりは989銘柄と多い。変わらずは57銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち12業種が上昇、21業種が下落した。ニッスイ、サカタのタネなどの水産農林株や、住友鉱、住友電工などの非鉄金属株が上昇。三井物、三菱商などの卸売株や、郵船、商船三井などの海運株も高い。INPEX、石油資源などの鉱業株や、オリンパス、HOYAなどの精密機器株も堅調。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、リクルートH、ベイカレントなどのサービス株もしっかり。一方、東電力HD、中部電などの電気ガス株や、中外薬、第一三共などの医薬品株、JR東日本、JR東海などの陸運株が安い。

 そのほか、ユニチカ、グリコ、洋エンジ、YACHD、アステリアが上昇。半面、インソース、ゲンキードラ、日東紡、コシダカHD、日東電などが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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