23日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比120円程度高い5万3810円前後で推移する。寄り付き直後の午前9時0分には、同209円56銭高の5万3898円45銭を付けている。現地22日の米国市場では、米国によるグリーンランド領有問題での米欧の対立後退が材料視され続伸。東京市場でも米国株高に加え、きのうの好地合いが継続し、買いが先行した。ただ、一定の利益確定売りも出ており、下げに転じる場面もみられるなど、不安定な値動きとなっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比310円高の5万4050円だった。
業種別では、全33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落している。バンナム、任天堂などのその他製品株や、東邦鉛、住友鉱などの非鉄金属株が上昇。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、SMC、ダイキンなどの機械株も高い。大和証G、野村などの証券商品先物株や、塩野義薬、中外薬などの医薬品株も堅調。大林組、清水建などの建設株や、デンソー、トヨタなどの輸送用機器株もしっかり。一方、日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、東電力HD、中部電などの電気ガス株が安い。
そのほか、稀元素、洋エンジ、三井海洋、邦チタ、KLabが上昇。半面、リガクHD、レーザーテク、イビデン、ソフバンG、イーグルなどが下落している。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=158円台の半ば(22日は158円77−79銭)、ユーロ・円が1ユーロ=186円台の前半(同185円59−6銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社