市況(場況)

日経平均は14円安と小反落、一時4万円に接近も、戻り待ちの売りに押される=16日後場

 16日後場は日経平均株価が、前日比14円62銭安の3万9663円40銭と小反落。TOPIX(東証株価指数)は同5.91ポイント安の2819.40ポイントと下落した。日経平均は、朝方に買いが先行したが下げ転換し、午前9時28分に同157円06銭安の3万9520円96銭を付けた。その後下げ渋る動きをみせ、後場には心理的なフシ目の4万円を視界に捉えたが、戻り待ちの売りに押された。その後は、方向感に欠けるなか前日終値近辺でのもみ合いとなった。

 東証プライム市場の出来高は15億6937万株、売買代金は4兆3945億円。騰落銘柄数は値上がり568銘柄、値下がり994銘柄、変わらずは64銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち25業種が下落、8業種が上昇した。三井不、菱地所などの不動産株や、王子HD、北越コーポなどのパルプ紙株が下落。大和証G、野村などの証券商品先物株や、オリックス、JPXなどのその他金融株も安い。SOMPOH、東京海上などの保険株や、三菱UFJ、三井住友などの銀行株も軟調。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株も弱かった。一方、大日印、任天堂などのその他製品株や、LINEヤフ、KDDIなどの情報通信株が上昇した。

 個別では、ヨシムラFH、テラスカイ、いちご、ヒトコムHD、FPパートナが下落。半面、JCRファマ、ライドリC、東宝、オープンG、フジHDなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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