29日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前日比140円程度安い4万2690円前後で推移する。外国為替市場で円高にフレていることが意識され売りが先行。午前9時54分には、同217円48銭安の4万2611円31銭を付けた。その後はもみ合い商状となっている。現地28日の米国株式市場は、4−6月期実質GDP(国内総生産)の改定値が前期比年率で3.3%増となり、市場予想平均の同3.1%増を上回ったことが好感され、NYダウは22日に付けた終値ベースの史上最高値を更新。ナスダック総合指数は3日続伸した。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比10円安の4万2920円だった。
業種別では、全33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇している。イオン、ファストリテなどの小売株や、東電力HD、関西電などの電気・ガス株が下落。第一生命HD、東京海上などの保険株や、ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株も安い。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、三井不、菱地所などの不動産株も軟調。アサヒ、味の素などの食料品株や、JR東日本、JR東海などの陸運株も弱い。一方、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株や、伊藤忠、三菱商などの卸売株、郵船、川崎汽などの海運株が高い。
そのほか、アステリア、吉野家HD、TBASE、コジマ、日ヒュムが下落。半面、電通グループ、大阪チタ、電通総研、古野電、中国塗などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=146円台の後半(28日は147円16−18銭)、ユーロ・円が1ユーロ=171円台の半ば(同171円34−38銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社