29日午前10時20分すぎの日経平均株価は、前日比140円程度高い5万3500円前後で推移する。現地28日のFOMC(米連邦公開市場委員会)では、政策金利の据え置きを決定。米国市場では無難に通過したと受け止められ、NYダウが反発し、ナスダック総合指数は6日続伸した。東京市場では、28日の取引終了直前に急速に戻した反動から、売りが先行した。その後は、円安や時間外での米ハイテク株高など、手がかりは多く、押し目買いが入り、上げ転換。午前9時15分には同383円98銭高の5万3742円69銭を付けている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、28日の大阪取引所清算値比15円安の5万3685円だった。
業種別では、全33業種のうち12業種が上昇、21業種が下落している。トヨタ、ホンダなどの輸送用機器株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株が上昇。第一生命HD、東京海上などの保険株や、郵船、商船三井などの海運株が高い。コマツ、菱重工などの機械株や、SBI、野村などの証券商品先物株も堅調。INPEX、K&Oエナジなどの鉱業株や、信越化、菱ガス化などの化学株もしっかり。一方、NTT、ソフバンGなどの情報通信株や、楽天グループ、リクルートHなどのサービス株、7&iHD、イオンなどの小売株が安い。
そのほか、アドバンテス、オーケストラ、日精線、三井ES、アスクルなどが上昇。半面、エニグモ、旭ダイヤ、ユニチカ、日精化、冨士ダイスなどが安い。
東京外国為替市場では午前10時20分時点で、ドル・円が1ドル=153円台の前半(28日は152円63−65銭)、ユーロ・円が1ユーロ=183円台の前半(同183円03−07銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社