27日前場は日経平均株価が、前日比225円30銭安の5万8528円09銭と4日ぶりに反落。一方、TOPIX(東証株価指数)は同32.40ポイント高の3912.74ポイントと4日続伸し、連日で取引時間中の最高値を更新した。26日の米国株式市場でAI(人工知能)向け半導体大手エヌビディアが、前日の決算発表を受け利益確定売りに急落した。日本株も半導体関連株を中心に売りが先行し、日経平均は午前9時38分に、同622円82銭安の5万8130円57銭を付けた。その後は、半導体関連などの指数寄与度が高い銘柄が軟調に推移するなか、出遅れ感のある銘柄を中心に押し目を拾う動きから下げ渋った。
東証プライム市場の出来高は10億9041万株、売買代金は3兆6866億円。騰落銘柄数は値上がりが1323銘柄と8割を超えた一方、値下がりは243銘柄、変わらずは29銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち下落が2業種にとどまり、31業種が上昇した。東精密、HOYAなどの精密機器株や、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株が下落した。一方、大成建、大林組などの建設株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株が上昇。バンナム、任天堂などのその他製品株や、INPEX、石油資源などの鉱業株も高い。伊藤忠、三菱商などの卸売株や、ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株も堅調だった。
そのほか、楽天銀行、芝浦、ディスコ、ローツェ、マイクロニが下落。半面、邦チタ、大平金、DOWA、洋エンジ、ビジョナルなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社