市況(場況)

日経平均は2649円高と大幅に4日続伸、中東リスク後退、約1カ月ぶり5万6000円台回復=8日前場

 8日前場は日経平均株価が、前日比2649円27銭高の5万6078円83銭と大幅に4日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同111.93ポイント高の3765.95ポイントと続急伸した。日経平均は取引時間中として、3月5日以来約1カ月ぶりに5万6000円台を回復した。トランプ大統領は現地7日、仲介国パキスタンの提案を受け入れイランに対し大規模攻撃の猶予を2週間延長すると発表。中東情勢への警戒感が一気に後退した。原油先物価格は急落し、日本株には買い戻しの動きが殺到した。その後、パキスタンのシャリフ首相は、アメリカとイランが即時停戦で合意したことを明らかにし日経平均は上げ幅を拡大、午前11時6分には同2874円93銭高の5万6304円49銭を付けている。

 東証プライム市場の出来高は13億4955万株、売買代金は4兆9549億円と急拡大した。騰落銘柄数は値上がりが1416銘柄と全体の9割に迫った一方、値下がりは130銘柄。変わらずは29銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち29種が上昇、4業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、アドバンテス、東エレクなどの電気機器株が上昇。AGC、特殊陶などのガラス土石株や、三井不、菱地所などの不動産株も高い。浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、大和証G、野村などの証券商品先物株も堅調。ユニチカ、東レなどの繊維株や、三菱UFJ、みずほなどの銀行株もしっかり。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、郵船、商船三井などの海運株が安い。

 そのほか、古河電工、キオクシア、邦チタ、JX金属、大阪チタが上昇。半面、日本コークス、サカタのタネ、川崎汽、ARCHION、出光興産などが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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