8日後場は日経平均株価が、前日比2878円86銭高の5万6308円42銭と大幅に4日続伸。TOPIX(東証株価指数)は同121.28ポイント高の3775.30ポイントと続急伸した。日経平均の上昇幅は25年4月10日(2894円97銭)に次ぐ史上3番目の大きさとなり、終値ベースでは3月3日以来約1カ月ぶりに5万6000円台を回復した。トランプ大統領は現地7日、仲介国パキスタンの提案を受け入れイランに対し大規模攻撃の猶予を2週間延長すると発表。その後、パキスタンのシャリフ首相は、アメリカとイランが即時停戦で合意したことを明らかにした。中東情勢への警戒感が一気に後退し、時間外での原油先物価格が急落したことで日本株には買い戻す動きが殺到した。その後も日経平均はじり高基調が続き、午後2時55分に同2995円07銭高の5万6424円63銭まで上げ幅を拡大した。
東証プライム市場の出来高は27億6005万株、売買代金は9兆6668億円。騰落銘柄数は値上がりが1383銘柄、値下がりは168銘柄、変わらずは26銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち28種が上昇、5業種が下落した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、AGC、特殊陶などのガラス土石株が上昇。アドバンテス、東エレクなどの電気機器株や、三井不、菱地所などの不動産株も高い。大和証G、野村などの証券商品先物株や、ディスコ、SMCなどの機械株も堅調。浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株や、大成建、清水建などの建設株もしっかり。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、郵船、商船三井などの海運株が安い。
そのほか、キオクシア、古河電工、日東紡、マルマエ、邦チタが上昇。半面、日本コークス、サカタのタネ、出光興産、Vキューブ(監理)、川崎汽などが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
