9日前場は日経平均株価が、前日比311円24銭安の5万5997円18銭と5日ぶりに反落。TOPIX(東証株価指数)も同28.62ポイント安の3746.68ポイントと3日ぶりに下落した。米国とイランが2週間の停戦で合意したことを受け、現地8日はNY原油先物が急反落。インフレへの過度な警戒感が後退し、同日のNYダウ、ナスダック総合指数がともに大きく上昇した。ただ、東京市場では、きのうの時点で停戦が材料視され大幅高となっていただけに、利益確定売りが先行。日経平均は、プラス圏に浮上する場面もあったが次第に値を消し、午前10時31分に同469円18銭安の5万5839円24銭を付けた。その後は押し目買いに下げ渋る動きとなった。
東証プライム市場の出来高は10億99万株、売買代金は4兆357億円。騰落銘柄数は値上がりが394銘柄だった一方、値下がりは1140銘柄と全体の7割を超えた。変わらずは43銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち26種が下落、7業種が上昇した。SOMPOH、第一ライフグループなどの保険株や、JAL、ANAなどの空運株が下落。大和証G、野村などの証券商品先物株や、弁護士コム、リクルートHなどのサービス株も安い。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株も軟調。JPX、オリックスなどのその他金融株や、三井不、菱地所などの不動産株も弱かった。一方、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、郵船、川崎汽などの海運株が高い。
そのほか、サイゼリヤ、イオンFS、わらべや日洋、東亜建、ニッコンHDが下落。半面、LinkUG、インターアク、Vキューブ(監理)、カヤバ、ABCマートなどが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
