28日午前10時すぎの日経平均株価は、前日比350円程度安い5万2980円前後で推移する。現地27日の米国市場では、保険株が下落したことを受けNYダウが反落した一方、ナスダック総合は5日続伸するなど、まちまち。東京市場では、為替相場が前日に続き大きく円高方向に振れたことから、輸出関連株を中心に業績への影響を懸念した売りが先行。午前9時48分には、同545円44銭安の5万2788円10銭を付けている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、27日の大阪取引所清算値比520円安の5万2830円だった。
業種別では、全33業種のうち31業種が下落、2業種が上昇している。信越化、富士フイルムなどの化学株や、アシックス、任天堂などのその他製品株が下落。日産自、トヨタなどの輸送用機器株や、SUMCO、三和HDなどの金属製品株も安い。日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株や、中外薬、第一三共などの医薬品株も軟調。ダイキン、菱重工などの機械株や、第一生命HD、東京海上などの保険株、JAL、ANAなどの空運株も弱い。一方、住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、日鉄鉱、INPEXなどの鉱業株が高い。
そのほか、ソシオネクス、ペプチドリム、伊藤園、アステリア、ライドリCなどが下落。半面、冨士ダイス、旭ダイヤ、カプコン、古河電工、アドソルが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時時点で、ドル・円が1ドル=152円台の半ば(27日は154円71−73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=183円台の半ば(同183円54−58銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社