27日午前10時3分すぎの日経平均株価は、前日比440円程度安い5万8310円前後で推移する。26日の米国株式市場でAI(人工知能)向け半導体大手エヌビディアが、前日の決算発表を受け利益確定売りに急落した。日本株も、指数寄与度の高い半導体関連株を中心に売りが先行。為替相場が円高方向にあることも重しで、午前9時38分に同622円82銭安の5万8130円57銭を付けている。その後は、押し目を拾う動きから下げ渋る動きとなっているもよう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、26日の大阪取引所清算値比135円安の5万8715円だった。
業種別では、全33業種のうち7業種が下落、26業種が上昇している。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、東精密、HOYAなどの精密機器株が下落。TOYO、ブリヂスなどのゴム製品株や、ディスコ、ローツェなどの機械株も安い。デンソー、トヨタなどの輸送用機器株や、アドバンテス、東エレクなどの電気機器株も軟調。一方、バンナム、任天堂などのその他製品株や、OLC、リクルートHなどのサービス株が上昇。ニッスイ、マルハニチロなどの水産農林株や、大成建、大林組などの建設株も高い。
そのほか、楽天銀行、古河電工、マイクロニ、日東紡、スクリンが下落。半面、邦チタ、大平金、DOWA、ビジョナル、百五銀などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時3分時点で、ドル・円が1ドル=155円台の後半(26日は156円03−04銭)、ユーロ・円が1ユーロ=183円台の後半(同184円36−40銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社