22日後場は日経平均株価が、前週末比447円85銭高の4万5493円66銭と大幅に反発。TOPIX(東証株価指数)も同15.49ポイント高の3163.17ポイントと上昇した。日経平均は、前週18日(4万5303円43銭)に付けた終値ベースの史上最高値を2営業日ぶりに更新した。現地19日の米国株式市場は、利下げ期待が継続し、NYダウとナスダック総合指数が連日でそろって終値ベースの史上最高値を更新。日本株もその動きや円安方向への動きなどが好感された。日経平均は午後1時3分に、同711円93銭高の4万5757円74銭まで上げ幅を拡大した。その後は、あす23日が秋分の日で休場となることもあり様子見姿勢が強まり、利益確定売りに上値は重かった。
東証プライム市場の出来高は17億1431万株、売買代金は5兆3141億円。騰落銘柄数は値上がりが928銘柄、値下がりは630銘柄、変わらずは60銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち19業種が上昇、14業種が下落した。ソニーG、東エレクなどの電気機器株や、ENEOS、コスモエネHなどの石油石炭株が上昇。信越化、富士フイルムなどの化学株や、三菱UFJ、三井住友などの銀行株も高い。デンソー、トヨタなどの輸送用機器株や、INPEX、石油資源などの鉱業株も堅調。テルモ、HOYAなどの精密機器株や、王子HD、日本紙などのパルプ・紙株もしっかりだった。一方、商船三井、川崎汽などの海運株や、NTT、ソフバンGなどの情報通信株が安い。
そのほか、LTS、レーザーテク、太陽誘電、メック、レオパレスが上昇。半面、KLab、SANKYO、SCSK、ADワークス、さくらなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社