23日前場は日経平均株価が、前日比633円75銭安の5万8952円11銭と4日ぶりに大幅反落。TOPIX(東証株価指数)は同44.89ポイント安の3700.10ポイントと3日続落した。日経平均は朝方、米国株高を受けて買いが先行し、史上初めて6万円を突破した。ただ、その後は達成感が強まり、指数先物に利益確定売りが膨らみ下げ転換。一時、再上昇するなど値動きの荒い動きもみられたが、午前11時15分に同676円41銭安の5万8909円45銭を付けるなど弱含みで推移した。市場では「AI(人工知能)や半導体株への偏った物色で6万円を付けたが、今後は銘柄への物色が横に広がるかどうかが、上昇のポイントになる」(中堅証券)との声が聞かれた。
東証プライム市場の出来高は14億2767万株、売買代金は4兆8403億円。騰落銘柄数は値上がりが156銘柄にとどまった一方、値下がりは1385銘柄と9割に迫った。変わらずは31銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち30業種が下落、3業種が上昇した。住友電工、フジクラなどの非鉄金属株や、OLC、リクルートHなどのサービス株が下落。JAL、ANAなどの空運株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株も安い。王子HD、日本紙などのパルプ・紙株や、7&iHD、イオンなどの小売株も軟調。第一ライフグループ、東京海上などの保険株や、バンナム、任天堂などのその他製品株も弱い。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、Dガレージ、ソフバンGなどの情報通信株、菱地所、住友不などの不動産株が上昇した。
そのほか、Mフォワード、牧野フ、ベイカレント、正興電機、ソニーFGなどが下落。半面、ソシオネクス、カカクコム、カーリット、芝浦、キヤノンMJが上昇した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
