13日午前10時6分すぎの日経平均株価は、前日比640円程度安い5万7000円前後で推移する。午前9時53分には、同987円36銭安の5万6652円48銭を付けている。現地12日の米国株式市場では、グーグルが信頼性を向上させた生成AI(人工知能)の新モデル「Gemini3」を発表したことを受け、既存のビジネスモデルが脅かされるとの懸念が再燃し、NYダウが続落、ナスダック総合指数は3日連続で下落した。東京市場では、米株安の動きを引き継ぐ格好となったほか円高も警戒され、売り優勢でスタート。その後も弱含みで推移している。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所清算値比705円安の5万6735円だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が下落、5業種が上昇している。INPEX、石油資源などの鉱業株や、大成建、大林組などの建設株が下落。楽天グループ、リクルートHなどのサービス株や、住友鉱、フジクラなどの非鉄金属株も安い。SUMCO、三和HDなどの金属製品株や、メルカリ、ソフバンGなどの情報通信株も軟調。日立、三菱電などの電気機器株や、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株も弱い。一方、ブリヂス、住友ゴムなどのゴム製品株や、MS&AD、東京海上などの保険株が高い。
そのほか、ライドリC、正興電機、ネクソン、THK、シスメックスが下落。半面、LIFULL、アレンザHD(監理)、セイコーG、FUJI、シチズン時計などが上昇している。
東京外国為替市場では午前10時6分時点で、ドル・円が1ドル=153円台の前半(12日は153円00−02銭)、ユーロ・円が1ユーロ=181円台の後半(同181円68−72銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社