3日前場は日経平均株価が、前日比647円81銭高の4万5584円54銭と大幅続伸。TOPIX(東証株価指数)は同37.68ポイント高の3125.08ポイントと3日ぶりに反発した。現地2日の米国株高を受け、朝方から買い優勢で取引を開始。日経平均は、午前10時19分には同805円90銭高の4万5742円63銭を付け、9月25日の終値ベースの史上最高値(4万5754円93銭)に迫った。その後は、戻り待ちの売りにやや上値が重い展開となった。ドル・円相場は1ドル=147円台の前半で推移し、前日からの円高方向への動きも意識されたようだ。
東証プライム市場の出来高は12億3943万株、売買代金は2兆7578億円。騰落銘柄数は値上がりが1240銘柄、値下がりは325銘柄、変わらずは50銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち27業種が上昇、6業種が下落した。日立、ソニーGなどの電気機器株や、NTT、ソフバンGなどの情報通信株が上昇。東電力HD、関西電などの電気ガス株や、帝人、東レなどの繊維株も高い。楽天グループ、リクルートHなどのサービス株や、SUMCO、三和HDなどの金属製品株も堅調。信越化、日東電などの化学株や、JPX、オリックスなどのその他金融株もしっかり。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、古河電工、フジクラなどの非鉄金属株が安い。
そのほか、LinkUG、キオクシア、アステリア、スカパーJ、ルネサスが上昇。半面、gumi、KLab、良品計画、ユニオンツル、F&LCなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社