18日後場は日経平均株価が、前日比82円08銭安の3万9819円11銭と反落。TOPIX(東証株価指数)が同5.33ポイント安の2834.48ポイントと下落した。現地17日の米国株式市場で、NYダウが続伸し、ナスダック総合指数も連日で終値ベースの史上最高値を更新。これを受け、日経平均は寄り付きで、取引時間中としては4日以来2週間ぶりに4万円台を回復した。ただ、買い一巡後は、3連休や参議院議員選挙の投開票も控え積極的な買いはみられず上値が重かった。午後1時5分に同155円77銭安の3万9745円42銭を付けるなど弱含む場面もみられたが、動意薄のなか底堅く推移した。
東証プライム市場の出来高は14億8535万株、売買代金は4兆45億円。騰落銘柄数は値上がりが543銘柄、値下がりは1037銘柄、変わらずは44銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち22業種が下落、11業種が上昇した。三井不、住友不などの不動産株や、JAL、ANAなどの空運株が下落。王子HD、北越コーポなどのパルプ紙株や、日本製鉄、JFEHDなどの鉄鋼株も安い。ディスコ、SMCなどの機械株や、7&iHD、ファストリテなどの小売株も軟調。TOYO、ブリヂスなどのゴム製品株や、大林組、大和ハウスなどの建設株も弱かった。一方、LINEヤフ、ソフバンGなどの情報通信株や、SBI、野村などの証券商品先物株が高い。
そのほか、東製鉄、洋エンジ、GMOインタ、ヨシムラFH、ミガロHDなどが下落。半面、アドクリ、宮越HD、ノリタケ、WOWOW、JTECが買われた。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社