3日後場は日経平均株価が、前日比832円77銭高の4万5769円50銭と大幅続伸。TOPIX(東証株価指数)は同41.77ポイント高の3129.17ポイントと3日ぶりに反発した。日経平均は、9月25日の終値ベースの史上最高値(4万5754円93銭)を6日ぶりに更新した。現地2日の米国株高を受け、朝方から買い優勢で取引を開始。日経平均はジリ高基調のなか、午後3時2分に同841円93銭高の4万5778円66銭まで上げ幅を拡大。その後、取引終了にかけて堅調な値動きが続いた。ドル・円相場は1ドル=147円60銭前後で推移し、朝方の水準よりも円安水準にある。
東証プライム市場の出来高は23億10万株、売買代金は5兆2077億円。騰落銘柄数は値上がりが1241銘柄、値下がりは320銘柄、変わらずは55銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち28業種が上昇、5業種が下落した。日立、ソニーGなどの電気機器株や、東電力HD、関西電などの電気ガス株が上昇。帝人、東レなどの繊維株や、NTT、ソフバンGなどの情報通信株も高い。楽天グループ、リクルートHなどのサービス株や、JPX、オリックスなどのその他金融株も堅調。信越化、日東電などの化学株や、三菱UFJ、三井住友などの銀行株もしっかり。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、ENEOS、コスモエネHなどの石油石炭株が安い。
そのほか、アイネット(監理)、LinkUG、キオクシア、アステリア、一工薬が上昇。半面、gumi、月島HD、ユニオンツル、良品計画、F&LCなどが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社