12日前場は日経平均株価が、前日比848円22銭安の5万4177円15銭と3日ぶりに大幅反落、TOPIX(東証株価指数)も同59.61ポイント安の3639.24ポイントと下落した。現地11日の米国株式は、中東情勢の先行き不透明感が拭えぬなか、NYダウが続落した一方、ナスダック総合指数は小幅に3日続伸するなど、まちまちだった。東京市場は、きのう上げ幅を縮小して取引を終え上値が重かったことや、中東情勢に伴う原油価格の上昇懸念が引き続き意識された。売り先行で、日経平均は午前9時7分に同918円21銭安の5万4107円16銭を付けた。その後は、自律反発を狙った押し目買いに下げ渋る場面もみられたが、戻りは限られた。
東証プライム市場の出来高は11億9030万株、売買代金は3兆6004億円。騰落銘柄数は値上がりが76銘柄にとどまった一方、値下がりは1496銘柄と全体の9割を超えた。変わらずは22銘柄だった。
業種別では、全33業種のうち31業種が下落、2業種が上昇した。三井不、菱地所などの不動産株や、大和証G、野村などの証券商品先物株が下落。三井住友、みずほなどの銀行株や、JPX、オリックスなどのその他金融株も安い。大成建、大林組などの建設株や、SUMCO、三和HDなどの金属製品株も軟調。ニッスイ、Umiosなどの水産農林株や、第一生命HD、東京海上などの保険株、東レ、ゴルドウインなどの繊維株が弱い。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株と、任天堂などのその他製品株が上昇した。
そのほか、エニカラー、JDI、三井ハイ、ユニチカ、ペプチドリムが下落。半面、京都FG、Bガレージ、シンフォニア、日製鋼、中部鋼鈑などが高い。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
