市況(場況)

日経平均は870円程度安、一時1500円超下落も下げ渋る=3月2日前場

 3月2日午前10時2分すぎの日経平均株価は、前週末比870円程度安い5万7980円前後で推移する。午前9時29分には、同1564円50銭安の5万7285円77銭を付けている。米国とイスラエルは2月28日、イランへの攻撃を行った。イランの最高指導者ハメネイ師が死亡したことや、その後ホルムズ海峡が事実上封鎖状態にあると報じられ、中東情勢の先行き不透明感が強まり幅広い銘柄に対してリスク回避の売りが先行。時間外取引で米株価指数先物が下落していることも意識された。その後、短期的な売られすぎ感から、下げ渋る動きにあるもよう。前週末2月27日の米国株式市場は、NYダウが4日ぶりに反落し、ナスダック総合指数は続落。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末2月27日の大阪取引所清算値比415円安の5万8685円だった。

 業種別では、全33業種のうち26業種が下落、7業種が上昇している。大和証G、野村などの証券商品先物株や、JAL、ANAなどの空運株が下落。三菱UFJ、三井住友などの銀行株や、浜ゴム、ブリヂスなどのゴム製品株も安い。デンソー、トヨタなどの輸送用機器株や、第一生命HD、東京海上などの保険株も軟調。クレセゾン、オリックスなどのその他金融株や、大成建、大林組などの建設株も弱い。一方、INPEX、石油資源などの鉱業株や、郵船、川崎汽などの海運株、出光興産、ENEOSなどの石油石炭株が高い。

 そのほか、筑波銀行、住友ゴム、栃木銀、LinkUG、パーク24が下落。半面、ヨドコウ、メイコー、ユニチカ、ソラスト、DeNAなどが上昇している。

 東京外国為替市場では午前10時2分時点で、ドル・円が1ドル=156円台の前半(前週末2月27日は156円08−10銭)、ユーロ・円が1ユーロ=184円台の前半(同184円42−46銭)で取引されている。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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