市況(場況)

日経平均は89円高、売り買い交錯後は押し目買いや円安で堅調推移=25日前場

 25日前場は日経平均株価が、前日比89円40銭高の4万5719円71銭と3日続伸。TOPIX(東証株価指数)も同13.52ポイント高の3183.97ポイントと上昇した。TOPIXは、19日に付けた取引時間中の史上最高値(3187.98ポイント)を塗り替えた。現地24日の米国株式市場では、手がかり材料難のなか利益確定売りに押され、NYダウ・ナスダック総合指数はともに続落。日本株にもその動きが波及し、朝方は売りが優勢となった。その後、売り買いが交錯したが、押し目買いや円安を支えに上昇転換。日経平均は午前11時1分に同194円38銭高の4万5824円69銭を付けた。ドル・円相場は1ドル=148円60銭台で、足元ではやや円高方向にある。

 東証プライム市場の出来高は7億9711万株、売買代金は2兆5736億円。騰落銘柄数は値上がりが922銘柄、値下がりは602銘柄、変わらずは92銘柄だった。

 業種別では、全33業種のうち26業種が上昇、7業種が下落した。三井金、住友電工などの非鉄金属株や、ENEOS、コスモエネHなどの石油石炭株が上昇。INPEX、石油資源などの鉱業株や、エムスリー、リクルートHなどのサービス株も高い。三菱HCキャ、JPXなどのその他金融株や、三菱UFJ、三井住友などの銀行株も堅調。東電力HD、関西電などの電気ガス株や、郵船、川崎汽などの海運株もしっかり。一方、テルモ、HOYAなどの精密機器株や、SOMPOH、東京海上などの保険株が安い。

 そのほか、ハピネット、住友鉱、JX金属、KLab、三菱マなどが上昇。半面、テスHD、アステリア、ips、MARUWA、朝日インテクが下落した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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