横河ブリッジホールディングスが反発、69円高の2608円を付けた。24日引け後、25年3月期の連結利益予想を上方修正し、好感された。
25年3月期の業績予想で、売上高は1600億円から1593億円(前期比2.9%減)に引き下げたものの、営業利益を130億円から166億円(同4.1%増)に増額し、一転して増益となる見込み。橋梁事業では、設計変更の獲得が「翌期予定からの前倒し」「サブJV工事での変更」も含めて想定以上に重なり、加えて新規受注による工事損失引当金の計上が想定を下回ったことで採算が大きく改善。エンジニアリング関連事業は第4四半期(1−3月)におけるシステム建築事業の落ち込みは小幅にとどまり、土木関連事業と建築・機械鉄構事業では設計変更等による損益の改善がみられたという。
25日の終値は、前日比42円高の2581円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社