トイレタリー最大手の花王が急伸、前日比529円高となる6573円を付けた。8日引け後に発表した、25年12月期第1四半期(1−3月)決算が買い材料視された。
第1四半期の連結営業利益は311億8400万円(前年同期比41.9%増)だった。国内のグローバルコンシューマーケア事業とケミカル事業がけん引したほか、数量増や販売価格改定、化粧品事業の回復が貢献した。
通期予想は営業利益1600億円(前期比9.1%増)を据え置いた。米国の関税政策によるマイナス影響は20億円を見込む。
9日の終値は、前日比387円高の6431円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社