三菱鉛筆が急落、261円安の2229円を付けた。前週末25日引け後、25年12月期第1四半期(1−3月)の連結決算を発表。大幅な減益となり、嫌気された。
第1四半期決算は、売上高が225億8800万円(前年同期比12.5%増)、営業利益は25億5600万円(同16.6%減)だった。筆記具および筆記具周辺商品事業は、海外市場での売上が堅調に推移したことや、為替による押し上げ効果もあった。利益面では、販管費の拡大影響を吸収することができなかった。
25年12月期業績予想は、売上高930億円(前期比4.7%増)、営業利益131億円(同7.5%増)を据え置いている。
28日の終値は、前週末比228円安の2262円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社