酉島製作所が急落、173円安の1916円を付けた。12日引け後、26年3月期の連結利益予想を下方修正し、嫌気された。
26年3月期の業績予想で、売上高は890億円(前期比2.9%増)を据え置いたが、営業利益を67億円から58億円(同6.4%増)に引き下げた。売上高は上半期の売上高としては最高額となる見込みを維持した。利益面では、内作比率を上げ、外注費を削減することで製造コストを下げる取り組みを進めているが、損益に寄与するのは翌期以降となる見込みで、当初予想利益額からは下回る見込み。
26年3月期第2四半期累計(25年4−9月)の決算は、売上高が412億4000万円(前年同期比9.8%増)、営業利益は5億3200万円(同16.1%減)だった。
13日の終値は、前日比162円安の1927円。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社