1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台後半で推移している。朝方発表の日銀短観で景況感の改善が確認され、日銀による利上げ観測が再燃し、ドル売り・円買いが先行した。日経平均株価が下落したことで、リスクオフの円買いもドル・円の重しになった。ただ、10年債入札が「順調」な結果となったことで日本の長期金利が低下したため、ドル・円も下げ渋る場面があった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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