1日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=144円台前半で推移している。午前中は動意が乏しかったが、昼すぎに日銀金融政策決定会合の結果が伝わるとドル買い・円売りが加速し、午後はドル高・円安が進んだ。日銀が政策金利を据え置いたほか、展望レポートでは25年度、26年度の実質GDP(国内総生産)見通しが下方修正されたため、早期の利上げ観測が後退した。午後2時すぎに144円25銭近辺まで上昇する場面もあった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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