10日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=147円台半ばで推移している。序盤は事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」に伴い、国内輸入企業による実需のドル買い・円売りが観測されて強含み、147円55銭近辺まで上昇した。米長期金利の上昇もドル買いを誘った。ただ、その後は今晩の米8月PPI(生産者物価指数)や、あすの米8月CPI(消費者物価指数)を前に持ち高調整の動きが広がり、方向感の乏しい展開となった。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)