13日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=143円台半ばで推移している。早朝にイスラエルがイランの核施設を空爆したと報じられ、中東情勢の緊迫化を受けたリスクオフの円買いが先行。ドル・円は一時142円80銭近辺まで下落した。株安などを背景に戻りの限られた展開となったが、原油価格や金価格が上昇するなかで「有事のドル買い」を指摘する声もあってドル・円は昼すぎにかけて持ち直し、午後は143円台で底堅く推移した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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