16日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=148円台後半で推移している。トランプ関税の影響で今後の米国でインフレ上昇が加速するとの思惑が広がるなか、米6月CPI(消費者物価指数)が前月を上回ったことでドル買い・円売りが先行。午後には日経平均株価が持ち直したこともあってドル買い・円売りの勢いが強まった。ドル・円は149円20銭近辺まで上昇する場面があったが、その後は利益確定目的のドル売り・円買いなどが上値を抑え、一時148円65銭近辺と朝方の水準まで伸び悩んだ。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
市況(場況)