市況(場況)

16日の東京株式市場見通し=軟調な展開が続きそう

 予想レンジ:4万9800円−5万300円(15日終値5万168円11銭)

 16日の東京株式は、軟調な展開が続きそう。現地15日の米国株式は弱い動きが継続したことから、売り優勢スタートが見込まれる。ただ、きのう15日には心理的なフシ目の5万円が意識されたことから、同水準を割り込む場面では押し目買いに下げ渋る動きも想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=155円台の前半(15日は155円25−27銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=182円台の半ば(同182円08−12銭)とやや円安方向にある。15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、SUMCO、三井金属、ニデックなどが、15日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比145円安の5万95円だった。(高橋克己)

16日の主な経済指標・スケジュール
【国内】
・ 9:30 12月S&Pグローバル日本製造業PMI
・IPO(新規上場)=NSグループ(プライム)

【海外】(時間は日本時間)
・18:00 12月HCOBユーロ圏製造業PMI
・19:00 独12月ZEW景況感指数
・22:30 米10月小売売上高、米11月雇用統計、米12月NY連銀ビジネスリーダーズサーベイ
・23:45 米12月S&Pグローバル米国製造業PMI
・決算発表=(米国)レナー

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社

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