17日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=155円台前半で推移している。序盤はさえない米雇用統計を材料に弱含んだ米国時間の流れを引き継ぐ形でドル売り・円買いが優勢となり、154円50銭近辺まで下落した。日経平均株価の軟調スタートも重しになった。ただ、日経平均が下げ幅を縮小するとドル・円も下げ渋り、米長期金利も時間外取引で上昇したことから次第にドル買い・円売りが強まり、午後にかけてジリ高で推移した。
[ 株式新聞ダイジェスト ] 提供:ウエルスアドバイザー社
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